うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 私が影響を受けたアニメ編 [うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー]
実はこのアニメの存在忘れていました(涙)そのあたりの話も書いていきます。
私に影響を与えたアニメの中でも一番好きなアニメだと思います。
最近になりよくユーチューブを見るようになり、たまたま、BSアニメ夜話を見るとありました。
私のアニメ史の原点と言っても過言ではないこのアニメ・・・・。
当時を思い出し「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」の世界観に合わせて当時このアニメ見た頃を思い出し物語風(メガネ風)に書いてみました。それだけ思い入れあります。では・・
(※まとめようとしたのですが・・かなり長くなりました。)
当時、私は宮崎の高校を卒業して、大阪の専門学校に通っていた。
誰も知らないこの街で生活する事は思いのほか新鮮であまり寂しいという感覚はなかったように記憶している。
ただ関西弁の会話にはいささか九州の田舎者には、きつく感じられるということもあったがあとは、バブル時代
ということもあり振り返ると当時の独特の華やかさを楽しんでいたようにも感じる。
(その5年後に就職した会社の慰安旅行に大阪に行く機会があったがこの頃の方が活気があった気がする・・。)
この頃の私の生活は学校と生活費を稼ぐ為の居酒屋のバイトの行き返りが殆どだった。
たまに南(なんば)に行くこともあったが何回か行くとその人の多さに参ってしまい、1年後の卒業過程の頃には
殆ど足は向かなかった。
学校は天王寺にあり、学校が終わると地下鉄で居酒屋のバイト先である北(梅田)の淀屋橋に一目散に向かっていた。
このあたりは大きなビルが建て並ぶまさに大阪のビジネス街にあたる。
一流企業の名前が並ぶこの街では、お客さんも仕事帰りのサラリーマンが殆どであった。ビジネス街ということもあり
会社仲間でお酒とつまみに愚痴を吐きながら楽しい?ひと時を過ごしていた人が殆どだった。2階には雀荘と重なっていて
かなり儲かっていたと思う。休みはオフィス街の為居酒屋でありながら日曜日が休み。私のバイトの給料もなかなかのものだった。(かなりきつかったが・・。)
この年初めて大阪で過ごす夏はかなり暑かったのを記憶している。
猛暑ということもあるかと思うが、宮崎には感じられなかったアスファルトの独特の蒸し暑さが夜まで冷えることはなかった。
セミの声もあまり聞かないきがする。都会独特のヒートアイランドという言葉はまさにぴったりだと思った。
そんな当時、憩の場が銭湯だった。風呂が安アパートにはないため近くの銭湯に行くのが案外楽しかった。部屋の暑さから逃れ
行きかう頃には体が涼しさとさっぱりした感覚で気持ちよかった。いつもはそのままアパートに帰るのだが、明日休みということ
もあり少しぶらぶら寄り道して帰るとレンタルビデオがあったので借りることにした。
何を借りるか迷ったが高校の頃「めぞん一刻」や「うる星やつら」を友達と漫画の話をしたりテレビアニメを見ていたので
劇場版「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を借りることにした。
うる星やつらの劇場版1については、確かテレビで一度放映されてるのを見た記憶があるのであまり考えもせず暇つぶしのつもりであと何本か借りたような気がする。
家に帰り一息ついてビデオを見た。衝撃というよりも「あれ、これ俺が知ってるうる星やつらじゃない。」
という違和感の方が大きかったような気がする。私は結構、高橋留美子先生の漫画は好きでよく見ていて
「うる星やつら」「めぞん一刻」はもちろん全巻所有していたし、短編の漫画も見ていたのでなんとなく彼女の世界観は分かっている
つもりだったのでそう意味ですっきりした気持ちになれなかった。
しばらくして、またそのレンタルビデオに行きいつの間にかこのビデオを借りていた。不思議な映像のせいなのか?この独特の
世界観に魅せられたのか?あるいは、現在の生活環境(一人暮らしで知らない街で生活してる)での孤独な生活がこの映画の
の設定と似ていて引き込まれているのか・・。恐らくどれにも当てはまると思うが、それ以降、私は何度かこの映画をたまに
どうしようないくらい見たくなりそのたびに銭湯の途中で寄り道をすることになった。
いつしか私はこの映画を所有したくなった。お金の無い苦学性にとってビデオを購入という考えは微塵も無くレンタルビデオで
借りると近くの個人が経営してる電気店に「ビデオダビングします。」という張り紙を見ると勇んでダビングをお願いした。
そこの店主に「著作権の問題がありますから個人で楽しんで下さいね。」という言葉を聞いた。この頃初めて著作権という言葉
を知った私は「他にどんな楽しみがあるのか?」と不思議に思いながらも自分の物になった喜びでこの後相当見た記憶がある。
この年は昭和天皇が崩御し年号が平成と代わっていった。私は学校を卒業して地元の宮崎で職を得た。それから数年経ちビデオが「うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー」が
(VHS)劣化して見れなくなってしまった。私は宮崎のレンタルビデオ店で再度この映画 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」
を探したが見つける事ができなかった。この頃ネットがまだ殆ど普及してないので情報もなく、この映画はうる星やつらでも特殊
な映画であった為、人気がないのか?はたまた配給元が東宝でうる星やつらをオリジナルで作った為 作品としてあまり供給してないのか?
など勝手な想像して結論づけるしかなかった・・・・。そしていつしかこの映画の事を忘れてしまっていた・・・。
それから2015年再び時は夢から覚めたように動きだす・・。
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